古武道に対して少し堅いイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし徳島の久武館道場は、保育園児から大人まで性別問わず、いつも和気藹々と家族のように稽古しています。

世界各国から集まった徳島大学交換留学生に「どうして久武館道場ではこのような雰囲気で稽古が出来るの？」と質問を受けます。私個人的には、徳島の剣術である「柳生神影流」の教えが大きく影響していると感じています。

徳島の剣術である「柳生神影流」には流祖である柳生宗矩公の教えが随所に反映されています。すなわち五行や八徳など、古来より日本人が大切にしてきた道徳や教えが剣術の中に秘められており、剣術の技や修練だけではなく、相手への思いやりや、敬意、感謝など自然と身につくようになっています。

最近は、人との触れ合いや少なくなり、相手の気持ちを感じづらい世の中になってしまっていますが、久武館道場では門下生や保護者が分け隔て無く和気藹々と楽しい時間を過ごしています。これは剣術の修練と共に「柳生神影流」の教えが自然と門下生に伝わっているからです。

令和の時代はさらに個人主義が進むと思われます。自分の身は自分で守るという時代になりつつありますが、このような時代だからこそ目に見えない絆や安心感、強い精神力が必要ではないでしょうか？

徳島の剣術である「柳生神影流」の特徴は水が流れるがごとく無駄のない剣術です。これには剣を通じて長い人生の中で生きていける心や人格を育成することが秘められています。是非、皆さんも徳島の剣術である「柳生神影流」を体験しみてくださいませ。きっと何か大切なことに気づくと思います。久武館道場に入門され新しい自分を見つけてみては如何でしょうか。